遠方野辺(読み)おちかたのべ

精選版 日本国語大辞典 「遠方野辺」の意味・読み・例文・類語

おちかた‐のべをちかた‥【遠方野辺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「をちかたのへ」か ) 遠方にある野。
    1. [初出の実例]「大名児を彼方野辺(をちかたのへ)に刈る草(かや)束の間(あひだ)もわれ忘れめや」(出典万葉集(8C後)二・一一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android