束の間(読み)ツカノアイダ

  • ▽束の間
  • つか
  • つかのあいだ〔あひだ〕
  • つかのま
  • の 間(あいだ)
  • の 間(ま)

デジタル大辞泉の解説

つかのま」に同じ。
「紅の浅葉の野らに刈る草(かや)の―も我(あ)を忘らすな」〈・二七六三〉
《一(ひとつか)、すなわち指4本の幅のから》ごく短い時間。ちょっとの間。「束の間の夢」「束の間れない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

つかのまに同じ。 -も我忘れめや/万葉集 110
指四本で握るほどの長さの意
わずかの時間。ほんのちょっとのあいだ。 -の栄華

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

※万葉(8C後)二・一一〇「大名児(おほなこ)を彼方(をちかた)野辺に刈る草(かや)の束之間(つかのあひだ)も我忘れめや」
(一束(ひとつか)、すなわち指四本の幅、の意から) 時間がごく短いこと。少しの間。ごく短い時間のたとえ。つかのあいだ。
※万葉(8C後)四・五〇二「夏野行く小鹿の角の束間(つかのま)も妹が心を忘れて思へや」
※徒然草(1331頃)四九「人はただ、無常の身に迫りぬる事を心にひしとかけて、つかのまも忘るまじきなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

アルコール依存症

飲酒によって一時的に、不安や緊張感、気分の落ち込みなどが緩和されるが、次第に飲まずにはいられない精神状態になり、同じような酔いを得るための飲酒量が増大していく(耐性)。身に付いてしまった大量頻繁な飲酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

束の間の関連情報