遠水渇を救わず(読み)えんすいかつをすくわず

精選版 日本国語大辞典 「遠水渇を救わず」の意味・読み・例文・類語

えんすい【遠水】 渇(かつ)を救(すく)わず

  1. ( 遠くにある水は、のどのかわきをうるおすのにすぐ役立たないの意から ) 遠くにあるものは急の用に役立たないということ。遠水近火を救わず。
    1. [初出の実例]「遠水渇(エンスヰカツ)を救(スクハ)ず、手近くに嫁程便(たより)なるはなく、姑程大切なるはなし」(出典浮世草子・世間姑気質(1772)序)
    2. [その他の文献]〔通俗篇‐二・地理〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む