遣時(読み)やりどき

精選版 日本国語大辞典 「遣時」の意味・読み・例文・類語

やり‐どき【遣時】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人に物をやったり、ある行為をしたりするのによい時。やるべき時。
    1. [初出の実例]「下々迄に物のやり時の首尾よく」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)三)
  3. 嫁にやるべき年ごろ。嫁入時
    1. [初出の実例]「妹もやり時(ドキ)になり」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android