図書館情報学用語辞典 第5版 「適正利用圏」の解説 適正利用圏 地域施設の利用者が最も多く含まれる圏域.これは公共図書館の場合,各種の調査から,図書館を中心として半径1km前後の円を描いた圏内と考えられている.図書館からの直線距離が1kmを超えると,利用者は急速に減少していくが,その原因としては,徒歩または自転車で来館できるかどうかがあげられる.公共図書館のサービス計画や分館網を立案する場合は,適正利用圏を考慮する必要があるが,自動車や電車などの交通手段を利用して来館する利用者については,この数値があてはまらないので注意する必要がある.[参照項目] 来館者密度 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by