選り出だす(読み)すぐりいだす

精選版 日本国語大辞典 「選り出だす」の意味・読み・例文・類語

すぐり‐いだ・す【選出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 最も良い物を取り出す。抜きんでたものをえらび出す。すぐりだす。
    1. [初出の実例]「都の中よりみめよき女を千人そろへて、そのなかより百人、又百人が中より十人すぐりいだされける」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)常葉六波羅に参る事)

えり‐いだ・す【選出】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙えりだす(選出)
    1. [初出の実例]「内蔵寮(くらづかさ)のきぬのかぎり、になき、えりいだして」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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