精選版 日本国語大辞典 「内蔵寮」の意味・読み・例文・類語
くら‐りょう ‥レウ【内蔵寮】
くら‐づかさ【内蔵寮】
うちのくら‐りょう ‥レウ【内蔵寮】
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「うちのくらのつかさ」とも。大宝・養老令制の中務(なかつかさ)省被管の財政官司。令制以前の内蔵(うちつくら)につながる。天皇の命を直接うけて供御(くご)を行うほか,官人への賜物,神社への奉幣などにもあたり,これらと天皇の結合の強化に寄与した。財源は大蔵省からうける原則だったが,直接諸国から調達するものもあった。歴代天皇の宝物も保管した。平安時代以降も蔵人所(くろうどどころ)の指揮下で宮中の財政の中核にあり,多くの領地や供御人を管轄するなど,財政基盤を強化した。
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…《古語拾遺》には,神武天皇のとき宮内に蔵を建て,神物・官物(みやけのもの)をあわせ納めて斎蔵(いみくら)と称したが,履中天皇のとき別に内蔵(うちつくら)を建てて官物を分納し,さらに雄略朝に諸国の貢献物を納める大蔵を分立したという伝承を載せ,三蔵の分立として名高い。養老令や延喜式の規定によれば,内蔵寮は大蔵省から割き送られた金銀・宝器・錦綾などを保管出納し,天皇・中宮の御服・靴履その他別勅の用物,および諸社祭・陵墓の幣物,祭使の装束,御斎会以下三会の布施,御在所殿舎の灯油などを調進するのを職掌とした。そのほか内侍所の供神物や装束を調達し,供御および公卿の饗饌を弁備したことも,国史以下諸記録に見える。…
…しかし《延喜式》には染色の制度,工程,染法,染料などのほか,装束の用布などがかなり詳しく記されており,この時代の染色を知る重要な手がかりとなっている。制度は前代の養老律令をほぼ踏襲しており,染色は主として,平安遷都に際して新設された中務省の内蔵寮(くらりよう)や縫殿寮(ぬいどのりよう)で処理されていたと思われる。縫殿寮の定員18人中には6人の染手が,また内蔵寮の作手定員33人のなかには,夾纈手2,﨟纈手2,繧繝手2,焼灰4,採黄櫨(きはじ)1,計11人もの染色技術者が含まれており,別に染手5人がこの寮に属していた。…
※「内蔵寮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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