選り出す(読み)ヨリダス

デジタル大辞泉 「選り出す」の意味・読み・例文・類語

より‐だ・す【選り出す】

[動サ五(四)]多くのものの中から選び分けて取り出す。えらびだす。えりだす。「真珠の大粒なのを―・す」
[類語]選ぶふる選択する取捨する選定する選考する選別するセレクトするピックアップするより分けるすぐる選び出す選び取る選出する取捨選択二者択一選り取り見取り抽出

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選り出す」の意味・読み・例文・類語

より‐だ・す【選出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. より分けて外に出す。多くのものの中から、目的に合うものをえり抜いて取り出す。選び出す。えりだす。
    1. [初出の実例]「さるみの集にて、翁の句をより出し被成候而、御らん可成候」(出典:浪化宛去来書簡‐元祿七年(1694)五月一三日)
  3. 選ぶことを始める。

えり‐だ・す【選出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 多くのものの中から、目的に合うものを取り出す。えりいだす。えりいず。
    1. [初出の実例]「草刈て菫選(エリ)出す童かな」(出典:俳諧・曠野(1689)二)

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