日本大百科全書(ニッポニカ) 「邑知潟地溝帯」の意味・わかりやすい解説 邑知潟地溝帯おうちがたちこうたい 石川県羽咋市(はくいし)から七尾市(ななおし)に至る低地。北西側は眉丈(びじょう)山地で断層があり、南東側は宝達(ほうだつ)丘陵で断層が認められぬことから邑知潟低地帯ともいう。延長約30キロメートル、幅2~4キロメートルで、能登半島基部にあり能登第一の水田地帯である。旧邑知潟により名づけられた。能登一宮(いちのみや)気多(けた)神社、古墳群、国分寺跡などがあり、古くから開けた土地。JR七尾線、国道159号が通じる。[矢ヶ崎孝雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例