那久路村（読み）なぐちむら

日本歴史地名大系 「那久路村」の解説

那久路村
なぐちむら

[現在地名]五箇村那久路

郡（こおり）村の南に位置し、那久路川が流れる。正保国絵図に那具路村、「隠州視聴合紀」では那隅路村とある。貞享五年（一六八八）の「増補隠州記」によれば、田七一石余・六町三反余、畑一七石余・一三町一反余、ほかに新田畑五石余。小物成は竈役面判銀（以下断りのない限り同銀）九匁・柄油五升役一匁・核苧三〇〇目役八分・牛皮一枚役丁銀二匁五分・茶二四袋役三匁六分、漆二合役は米一斗七升余で代納。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay