日本大百科全書(ニッポニカ) 「邵力子」の意味・わかりやすい解説
邵力子
しょうりきし / シャオリーツ
(1881―1967)
中国の政治家。浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)生まれ。科挙の挙人。上海(シャンハイ)の震旦(しんたん)書院卒業。1916年上海の『民国日報』編集長。1926年国民党中央執行委員、1927~1931年国民革命軍秘書長を経て、1933~1936年陝西(せんせい)省政府主席、1937年中央宣伝部長。1940年駐ソ大使。日中戦争後の国共交渉の国民党代表。1949年新中国成立に際しては、北京(ペキン)にとどまり、政治協商会議全国常務委員、また国民党革命委員会常務委員となる。1954年全国人民代表大会の広東(カントン)省代表。
[加藤祐三]
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