デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「郁芳門院安芸」の解説 郁芳門院安芸 いくほうもんいんの-あき ?-? 平安時代後期の歌人。藤原忠俊(ただとし)の娘。白河天皇の皇女媞子(ていし)内親王(郁芳門院)につかえる。寛治(かんじ)7年(1093)の郁芳門院根合(ねあわせ),嘉保(かほう)2年の鳥羽殿前栽合(せんざいあわせ)などに出席する。作品は「金葉和歌集」などにおさめられている。待賢門院安芸と同一人物とする説もある。家集に「郁芳門院安芸集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例