部位特異的変異(読み)ブイトクイテキヘンイ

化学辞典 第2版 「部位特異的変異」の解説

部位特異的変異
ブイトクイテキヘンイ
site-directed mutagenesis

遺伝子cDNAの望む部位に,望む変異を導入する手法.オリゴDNAの化学合成の簡便化と自動化に伴い,容易に行えるようになった.遺伝子を書き換えることにより,その産物であるタンパク質アミノ酸残基を置換できるので,タンパク質の構造と機能相関を調べるのに,なくてはならない技術となっている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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