郷村帳（読み）ごうそんちよう

日本歴史地名大系

郷村帳
ごうそんちよう

一巻 佐賀藩庁編

成立 天明三年

分類 地誌

写本 佐賀県立図書館

解説 佐賀藩領内の各郷ごとに村名・村高を記述。

郷村帳（佐賀領郷村帳）
ごうそんちよう

一冊

成立 宝暦二年

写本 佐賀県立図書館鍋島文庫

解説 肥前佐賀領内の郷村帳で、村内の枝村名や町名を記載。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」

世界大百科事典（旧版）内の郷村帳の言及

【郷村高帳】より

…一般に領主の年貢収納の必要と，支配領域の確認のための原簿として作成されたが，また将軍の代替りの際に幕府から新規の領知朱印状の交付を受けるため，その基礎資料として作成されて幕府に提出された。表紙には〈某国某郡郷村帳(郷村高辻帳)〉とあり，所領内の郡別に各村名とその村高，そしてその合計とが記載されている。【笠谷 和比古】。…

※「郷村帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」