精選版 日本国語大辞典 「都と」の意味・読み・例文・類語
ふつ‐と【都と・尽と】
- 〘 副詞 〙
- ① すべて。ことごとく。ふつに。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
- ② ( 多く下に打消の語を伴って ) まったく。断然。けっして。ふつに。
- [初出の実例]「とひけれど、ふつといはで、ただ奈良へとぞいひける」(出典:大和物語(947‐957頃)二条家本附載)
- 「銭二文に定めたるを、一文にてとりてたべと云ふ。〈略〉ふつと一文にはとらじと云ふ」(出典:梵舜本沙石集(1283)八)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...