都市廃棄物(読み)としはいきぶつ(その他表記)urban waste

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「都市廃棄物」の意味・わかりやすい解説

都市廃棄物
としはいきぶつ
urban waste

都市の活動に伴い,広く都市内から排出される廃棄物の総称狭義には下水道,廃棄物処理などの公共的都市施設から発生する廃棄物をさし,都市系廃棄物ともいう。下水道の汚泥は,人口 100万あたり生汚泥 3000t/日とされる。近年,処分地に行きづまりを生じ,内陸部の市町村では深刻な問題となっており,広域的な最終処分場の確保政策 (フェニックス計画) も実施されている。対策としては,廃棄物をできるかぎり少くすることが第1で,次に汚泥や食物残渣,糞尿はできるだけ堆肥化して農地その他大地への還元をはかり,金属,ガラス,紙,高分子化合物は再利用化するなど,リサイクル化,活用化をはかって大幅に減量する以外にないとされる。そのため 1991年に再生資源の利用の促進に関する法律が施行され,特定業種 (紙製造業,ガラス容器製造業,建設業) と特定の製品 (自動車,テレビなど) に対して,再生資源の利用や製品の構造・材質などにおけるリサイクル化の工夫などを求めている。

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