酒戻(読み)さかもどし

精選版 日本国語大辞典 「酒戻」の意味・読み・例文・類語

さか‐もどし【酒戻】

  1. 〘 名詞 〙 贈られた酒を受け取らずに返すこと。また、贈られた酒の返礼をすること。江戸時代、「逆戻(さかもど)し」に通じるため、これをきらう風習があった。酒(さか)返し。
    1. [初出の実例]「其礼とて目腐り金が樽代としてよこした、酒もどしはせぬ物故、まあ受取て置たじゃ」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む