酔の紛れ(読み)えいのまぎれ

精選版 日本国語大辞典 「酔の紛れ」の意味・読み・例文・類語

えい【酔】 の 紛(まぎ)

  1. 酔ってふだんと違う精神状態になること。酔って正気を失ったはずみ。
    1. [初出の実例]「えいのまぎれをあなづりきこえ、また誰とかはなど思ひ侍て、はかなきことどもいふに」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android