酔言(読み)えいごと

精選版 日本国語大辞典 「酔言」の意味・読み・例文・類語

えい‐ごと ゑひ‥【酔言】

〘名〙 酒に酔っていう、はっきりしないことば。酒の上のことば。
土左(935頃)承平四年一二月二六日「いまのあるじも、さきのも、手とりかはして、ゑひごとにこころよげなることして、いでいりにけり」

すい‐げん【酔言】

〘名〙 酔った上でのたわごと。酔っているようなたわむれのことば。酔語
随筆胆大小心録(1808)一六二「是までの酔言はあまりに分をすごしたりな」

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