酸素同位体

共同通信ニュース用語解説 「酸素同位体」の解説

酸素同位体

原子核に含まれる中性子の数によって、質量が異なる3種類の酸素。軽い酸素16に対し、やや重い酸素18がどのくらい存在するかの比率を酸素同位体比と呼ぶ。樹木の場合、晴れて乾燥した日は葉から軽い酸素を含む水が蒸発し、重い酸素の比率が高くなる。酸素同位体比は木が枯れたり伐採されたりした後も変化しないため、過去気候変動を探る研究に利用されている。

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