共同通信ニュース用語解説 「酸素同位体」の解説
酸素同位体
原子核に含まれる中性子の数によって、質量が異なる3種類の酸素。軽い酸素16に対し、やや重い酸素18がどのくらい存在するかの比率を酸素同位体比と呼ぶ。樹木の場合、晴れて乾燥した日は葉から軽い酸素を含む水が蒸発し、重い酸素の比率が高くなる。酸素同位体比は木が枯れたり伐採されたりした後も変化しないため、過去の気候変動を探る研究に利用されている。
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原子核に含まれる中性子の数によって、質量が異なる3種類の酸素。軽い酸素16に対し、やや重い酸素18がどのくらい存在するかの比率を酸素同位体比と呼ぶ。樹木の場合、晴れて乾燥した日は葉から軽い酸素を含む水が蒸発し、重い酸素の比率が高くなる。酸素同位体比は木が枯れたり伐採されたりした後も変化しないため、過去の気候変動を探る研究に利用されている。
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oxygen isotope
天然の酸素は,質量数16,17,18の3つの安定同位体からなる。地球科学分野では,18O/16Oと17O/16Oの同位体比を標準海水の同位体比で規格化したδ18O,δ17Oとして表すことが多い。地球科学プロセスでは,例外はあるが,δ18O:δ17O=2:1の変化率で同位体分別が起きる。したがって,ほとんどの地球物質はこの比率を保った同位体比をもっている。ところが,宇宙物質はこの比から大きく外れた同位体比をもつものが多い。隕石は,化学的・岩石学的に分類されたグループごとに,異なる酸素同位体比の特徴をもつ。大きく外れた酸素同位体比は,コンドライト中の難揮発性包有物やプレソーラー粒子によくみられる。プレソーラー粒子の酸素同位体比は,起原となった恒星の元素合成に起原をもち,難揮発性包有物の酸素同位体比は,分子雲中や原始惑星系円盤中の光化学反応に起原をもつと考えられている。
執筆者:圦本 尚義・永原 裕子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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