デジタル大辞泉 「醜の御楯」の意味・読み・例文・類語 しこ‐の‐みたて【▽醜の▽御×楯】 天皇の楯となって外敵を防ぐ者。武人が自分を卑下していう語。「今日よりは顧みなくて大君の―と出で立つわれは」〈万・四三七三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「醜の御楯」の意味・読み・例文・類語 しこ【醜】 の 御楯(みたて) ( 「楯」は矢を防ぐ具 ) 卑しい身で天皇のために楯となって外敵を防ぐ者。一説に、天皇の守りの強力な楯となる者。[初出の実例]「今日よりは顧みなくて大君の之許乃美多弖(シコノミタテ)と出で立つわれは」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三七三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例