釈内館跡(読み)しやかないたてあと

日本歴史地名大系 「釈内館跡」の解説

内館跡
しやかないたてあと

[現在地名]大館市釈迦内

羽州街道沿いの段丘上にある中世後期の城館跡。単郭状平坦面が残る。もと館神釈迦しやか堂があったが明治以後神明しんめい社となり、釈迦堂は実相じつそう寺に移った。付近に福館ふくだてたてしたの小字名がある。「秋田風土記」に「古城釈迦内の南にあり。母衣錦の御所と云。浅利家の女性居すと云」と伝える。また「柞山峯之嵐」に「津軽比内との故戦場なり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む