里狂(読み)さとぐるい

精選版 日本国語大辞典 「里狂」の意味・読み・例文・類語

さと‐ぐるい‥ぐるひ【里狂】

  1. 〘 名詞 〙 郭遊びにふけること。遊里に入りびたること。また、その人。
    1. [初出の実例]「品(しな)を替て此里狂(グル)ひに金をあけおるやくたいなし」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android