里離る(読み)サトバナル

デジタル大辞泉 「里離る」の意味・読み・例文・類語

さと‐ばな・る【里離る】

[動ラ下二]人里から離れる。
「今はいと―・れ、心すごくて、海士あまの家だに稀に」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「里離る」の意味・読み・例文・類語

さと‐ばな・る【里離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 里から離れる。人里から遠くへだたる。
    1. [初出の実例]「ここにも、いとさとはなれて、わたらむこともかたきを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)松風)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android