重なり配座(読み)カサナリハイザ

化学辞典 第2版 「重なり配座」の解説

重なり配座
カサナリハイザ
eclipsed conformation

エクリプス配座ともいう.一重結合のまわりの回転異性体の一つで,ニューマン投影式を書いたときに,エタンで図示したように,すべての置換基が重なった配座をいう.配座のなかでもっとも不安定と考えられ,しばしば内部回転における遷移状態モデルとして用いられる.[別用語参照]立体配座

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む