重層扁平上皮(読み)ジュウソウヘンペイジョウヒ

デジタル大辞泉 「重層扁平上皮」の意味・読み・例文・類語

じゅうそう‐へんぺいじょうひ〔ヂユウソウヘンペイジヤウヒ〕【重層×扁平上皮】

重層上皮うち表面近くにある細胞が平たくなっているもの。細胞の形は、最下層では円柱状で、上方にいくほど扁平になり、最表層では小鱗状りんじょうになる。皮膚表皮口腔こうくう食道ちつなどに見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の重層扁平上皮の言及

【亀頭】より

…海綿体は白膜と呼ばれる結合組織性の被膜につつまれるが,陰茎体の白膜にくらべると薄い。亀頭の表面は表皮(重層扁平上皮)におおわれる。この皮層には毛がなく色素に乏しく,平滑で粘膜のような感じを与える。…

※「重層扁平上皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む