重茂城跡(読み)じゆうもじようあと

日本歴史地名大系 「重茂城跡」の解説

重茂城跡
じゆうもじようあと

[現在地名]大西町山之内・宮脇

重茂山(二九四・五メートル)にあった戦国期河野氏の部将の城。天正一三年(一五八五)豊臣秀吉四国征伐の時、小早川隆景の軍に攻められて落城城主は降伏した。「予陽河野家譜」に「隆景進軍至于越智郡、(中略)重茂山城主岡部十郎・鷹取山城主正岡紀伊守等力戦拒之、而知其遂不完、故不忍悉殺城中士女、依児玉周防守・小早川藤四郎等而乞降於隆景、々々乃肯之、(中略)隆景発府中至于野間郡、(中略)重門山城々主高田左衛門進、知其不可勝、而潜兵降于隆景之陣、隆景乃合衆兵」と戦況を記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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