白川(読み)しらかわ

  • しらかわ しらかは
  • しらかわ〔しらかは〕
  • 姓氏
  • 白川/白河

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

京都府京都市北東部,左京区を流れる川。比叡山如意ヶ岳の間にを発し,京都盆地に流れ出てからはへ向かって琵琶湖疏水合流し,さらに南西へ向かって鴨川に注ぐ。全長 9km。花崗岩地帯から白いを流してくるので白川と呼ばれた。砂は白川砂の名で知られ,御所社寺などの庭園に使用される。
熊本県中部,阿蘇山根子岳に発し,立野付近で阿蘇谷黒川を合せ西流して熊本平野貫流有明海に注ぐ川。全長 74km。熊本平野の灌漑用水として重要。 1953年6月に大洪水があり,熊本市はじめ流域に大災害をもたらした。河口部は干拓が進んでいる。

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デジタル大辞泉の解説

京都市北東部を流れる白川流域の地名。平安時代に藤原氏の別邸白河殿があった。
(白河)福島県南部の市。もと松平氏の城下町。南湖公園、南端には白河関跡がある。平成17年(2005)11月、表郷(おもてごう)村・東村大信(たいしん)村と合併。人口6.5万(2010)。
(白川)熊本県中部を流れる川。阿蘇山に源を発し、熊本平野を西流して熊本市で島原湾に注ぐ。長さ74キロ。

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世界大百科事典 第2版の解説

京都市左京区を流れる鴨川東岸の支流。また白川流域一帯の古称。川は比叡山南側の大津市山中町付近から西へ下り,谷口で南へ向かい,吉田山の東側から岡崎を経て四条大橋北側で鴨川に合流する。途中,岡崎の南側では一部琵琶湖疎水と合流している。上流部一帯は花コウ岩地域であり,風化浸食作用が著しく,同時に谷口から鴨川にかけては活発な堆積作用によって白川扇状地を形成した。花コウ岩質の砂の堆積で流れが白く見えるためにその名が生まれたといわれる。
熊本県の中北部を阿蘇山から東に流れる川。源を根子(ねこ)岳(1408m)と阿蘇の南外輪山のすそ合い付近に発し,南郷谷を西流して,途中湧水を集めて水量を増し,栃木(とちのき)付近で鮎返滝を掛けたのち峡谷に入り,戸下(とした)で阿蘇谷からの黒川と合流,外輪壁を破る立野(たての)火口瀬で深いV字谷を刻む。この付近の左岸には照葉樹林を主とした北向谷(きたむきだに)原始林(天)がある。これより熊本平野の洪積台地をほぼ一直線に割って西流,中・下流を蛇行しながら熊本市街を貫流し島原湾に入る。

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