野村 俊夫(読み)ノムラ トシオ

20世紀日本人名事典 「野村 俊夫」の解説

野村 俊夫
ノムラ トシオ

昭和期の作詞家



生年
明治37(1904)年12月21日

没年
昭和41(1966)年10月27日

出生地
福島県

本名
鈴木 喜八

学歴〔年〕
福島商中退

経歴
福島民友新聞記者として同紙の文芸欄を担当。傍ら、「北方詩人」などに参加して詩を発表。昭和6年上京、同郷の友人である作曲家・古関裕而と組んだ「福島行進曲」でデビュー。14年コロムビア専属となり、以後、2000曲にのぼる作品を作った。代表曲に「忠治子守唄」「暁に祈る」「索敵行」「湯の町エレジー」「東京だよおっかさん」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android