野村芳兵衛(読み)ノムラ ヨシベエ

20世紀日本人名事典 「野村芳兵衛」の解説

野村 芳兵衛
ノムラ ヨシベエ

大正・昭和期の生活綴方教育運動家 聖徳学園女子短期大学名誉教授。



生年
明治29(1896)年3月26日

没年
昭和61(1986)年11月4日

出生地
岐阜県武儀郡洞戸村

学歴〔年〕
岐阜師範学校〔大正7年〕卒

経歴
大正13年東京・池袋児童の村小学校教諭となり、生活綴方教育に加わる。昭和11年の廃校後は岐阜大学付属小学校校長、岐阜市立徹明小学校長などを歴任。「野村芳兵衛著作集」全8巻がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野村芳兵衛」の解説

野村芳兵衛 のむら-よしべえ

1896-1986 大正-昭和時代教育者
明治29年3月26日生まれ。大正13年東京の池袋児童の村小学校の教師となる。昭和4年「綴方(つづりかた)生活」,10年「生活学校」を刊行して生活教育運動を推進した。「野村芳兵衛著作集」がある。昭和61年11月4日死去。90歳。岐阜県出身。岐阜師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野村芳兵衛」の解説

野村 芳兵衛 (のむら よしべえ)

生年月日:1896年3月26日
大正時代;昭和時代の生活綴方教育運動家。岐阜大学付属小学校校長;岐阜市立徹明小学校長
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の野村芳兵衛の言及

【児童の村】より

野口援太郎らが中心となって1923年に結成した団体〈教育の世紀社〉が実験学校として開設した私立小学校。最初のものは24年に東京池袋に創設された池袋児童の村小学校で,野村芳兵衛やのちには戸塚廉などが教師として参加した。そこでの教育は,〈先生を選ぶ自由〉〈時間を選ぶ自由〉〈教材を選ぶ自由〉〈場所を選ぶ自由〉を尊重し,大正期の教育改造運動の高揚に大きな役割を果たした。…

※「野村芳兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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