出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…これは東北農村の教師などによって始められ,東京下町や山陰その他の地方へ広がった。また生活の事実から学ばせるだけでなく,生活現実を批判する武器として科学的認識を育て,学級内外での文化活動を重視した生活学校の運動も,ファシズム化した状況のなかで展開された。これらはいずれも国定教科書の枠をこえた教育活動であり,30年代後半以降,当局による弾圧を受けた。…
…しかし30年代に入ると教育界全体が国家主義に傾斜していき,児童の村の支持基盤もゆらぎ,財政や人事面でゆきづまり,30年代半ばにはそれぞれ閉鎖を余儀なくされ,36年に発足した東京児童の村小学校だけが第2次世界大戦下まで存続した。しかし,池袋児童の村小学校を母胎にして発行された雑誌《生活学校》はその後も2年ほど存続して民主的教育運動を支えた。【中野 光】。…
※「生活学校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加