鉱体(読み)こうたい(その他表記)ore body

改訂新版 世界大百科事典 「鉱体」の意味・わかりやすい解説

鉱体 (こうたい)
ore body

地殻の中で,有用成分が濃集して存在する場所鉱床というが,この鉱床と同意語であるといってよい。ただ,鉱体という場合には,有用成分を含む部分一つのかたまりとして存在する状況を感じさせる。鉱床がいくつかのブロックに分割できる場合には,いくつかの鉱体から成る鉱床,などということがあるように,鉱床のほうが鉱体よりも大きな範囲をいうことが多い。
鉱床
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最新 地学事典 「鉱体」の解説

こうたい
鉱体

ore body

有用鉱床において採掘対象とされる鉱石の集合部。一部に低品位部を包むことがある。鉱体はその内部の構造的・組成的要素によって単位鉱体(unit ore body)に分けられることがある。鉱体は地質構造的要素によって周囲岩石から明確な境界をもつことが多いが,鉱化部分が漸移的な鉱染鉱床のような場合には,鉱体の境界は採鉱など他の条件を加味して人為的に決定される。一般に用語としての鉱体と鉱床とは混同して使用されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉱体」の意味・わかりやすい解説

鉱体
こうたい
ore body

採掘の対象になる鉱石集合体。その形は地質構造に支配され,また周囲の岩石と明瞭な境のあるものと,鉱染鉱床のように漸移するものとがある。鉱床同義語として用いられることもある。

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