閉山(読み)ヘイザン

デジタル大辞泉 「閉山」の意味・読み・例文・類語

へい‐ざん【閉山】

[名](スル)
登山期間を終わりにすること。
鉱山を閉鎖すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閉山」の意味・読み・例文・類語

へい‐ざん【閉山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 登山の期間を終わりにすること。
  3. 炭鉱などを閉鎖すること。
    1. [初出の実例]「閉山に反対する坑夫たち」(出典:階級(1967)〈井上光晴〉五)

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世界大百科事典(旧版)内の閉山の言及

【鉱山】より

…これら行政上の諸機能は通商産業省が管轄しているが,国内外の新鉱床探査や,すでに鉱業権が消滅している休廃止鉱山における鉱害処理の問題など,国が主体となって行わなくてはならない事業は,公共事業体の一つである金属鉱業事業団が担当し,実施している。【山口 梅太郎】
[鉱山の後処理]
 鉱山や炭鉱で予定量の鉱石や石炭を採掘し終わったとき,または採掘すべき鉱量や炭量がなくなったときには,そこに設置されている設備を全部回収して閉山とする。坑内採掘鉱山または炭鉱であれば,危険防止のために坑口は閉塞または立入りのできないような処置がとられるが,その後の坑内崩落によって地表陥没につながるような切羽や坑道は,あらかじめ充てん等を十分に行っておく。…

【石炭鉱業】より

…調査団は62年10月に第1次石炭対策を答申し,石炭が重油に対抗できないことは決定的であるとしつつも,石炭鉱業の自立化は必要であるとして,スクラップ・アンド・ビルド政策の促進を打ち出した。ビルド鉱においては坑内構造の改善,ホーベル・ドラムカッターなど採炭機械の普及,水圧鉄柱・自走枠の使用など西欧水準に迫るほどの合理化が推進されたが,スクラップ化は急激で〈なだれ閉山〉となった。炭鉱数は1961年度末の574から64年度末には263と半減し,生産は1961年度の戦後最高の5541万tから64年度には5077万tに漸減した。…

※「閉山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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