野郷村(読み)のんごうむら

日本歴史地名大系 「野郷村」の解説

野郷村
のんごうむら

[現在地名]作手村白鳥しろとり

戸津呂とづろ村の北、ともえ川に沿う。寺林てらばやし村の白鳥神社蔵寛政六年(一七九四)の棟札には野合村と記されている。慶長七年(一六〇二)より作手藩領、同一五年より幕府領、天和元年(一六八一)より鳥羽藩領、享保一一年(一七二六)より幕府領、享和二年(一八〇二)より平藩安藤対馬守領、文久二年(一八六二)幕府領に復し幕末に至る。慶応元年(一八六五)助郷免除願書(三州長者平村所収文書)によると、村高九〇石余、家数一九、人口八七、馬三匹である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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