野際新村(読み)のぎわしんむら

日本歴史地名大系 「野際新村」の解説

野際新村
のぎわしんむら

[現在地名]稲美町六分一ろくぶいち

六分一村の南部から西部にかけて開発された村。西は喜瀬きせ川を境とする。万治二年(一六五九)から貞享二年(一六八五)にかけて開発された(明和元年「地方明細帳」大西家文書)元禄郷帳に六分一村枝郷と肩書されて村名がみえ、高二七石余。寛延二年(一七四九)の姫路藩領中高(村翁夜話集)には「野添新村」と記され、高は六分一村に含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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