計り込む(読み)ハカリコム

デジタル大辞泉 「計り込む」の意味・読み・例文・類語

はかり‐こ・む【計り込む/量り込む】

[動マ五(四)]升・はかりなどではかって容器に入れる。
一斗の米を…其拙なる者は九升七合に―・むことあり」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「計り込む」の意味・読み・例文・類語

はかり‐こ・む【量込】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 枡や秤ではかって、容器の中へ入れる。
    1. [初出の実例]「取集めてはおほき精進日〈曾良〉 餠米を搗て俵へはかりこみ〈桃隣〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)下)

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