量子縺れ(読み)リョウシモツレ

デジタル大辞泉 「量子縺れ」の意味・読み・例文・類語

りょうし‐もつれ〔リヤウシ‐〕【量子×縺れ】

二つ以上の粒子や系が、量子力学的に相関をもっていること。また、そのような性質。それらの粒子や系は互いの空間的な隔たりに依存しない非局所性といわれる相関をもち、古典物理学では扱うことができない振る舞いを示す。この量子もつれを利用した量子コンピューター量子テレポーテーション研究が進められている。量子相関量子絡み合い量子エンタングルメントエンタングルメント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android