金が敵(読み)カネガカタキ

デジタル大辞泉 「金が敵」の意味・読み・例文・類語

かねかたき

金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。
金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 縁組 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「金が敵」の意味・読み・例文・類語

かね【金】 が 敵(かたき)

  1. 金銭のために他人と敵対関係に入ってしまう。金銭のために人は苦しんだり、災いにあったりするものである。
    1. [初出の実例]「縁組も銀か敵のうき世也」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一七)
  2. 尋ねる敵のように、金銭にはなかなかめぐりあえないこと。金銭を得るのがむずかしいことのたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「金が敵」の解説

金が敵

人は金銭のために悩まされ苦しめられて、金はまるでかたきのようなものだ。世の中に起こる悪いできごとの多くは金が原因で起こるものである。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む