20世紀日本人名事典 「金井利博」の解説 金井 利博カナイ トシヒロ 昭和期の新聞記者 元・朝日新聞論説主幹。 生年大正3(1914)年1月1日 没年昭和49(1974)年6月16日 出生地広島県三次市 学歴〔年〕九大卒 経歴朝日新聞東京本社に見習生で入ったが、すぐ応召、満州で敗戦、シベリアで捕虜生活の後、昭和23年帰国。中国新聞社に入社、42年から論説委員、46年に主幹。原爆悲話の取材を通じて「原爆報道の中国新聞」の中心的記者となった。私費も出して原爆被災資料広島研究会をつくり、44〜47年「原水爆被災資料総目録」(全3巻)を刊行。さらに「原水爆被災白書運動」の呼びかけ人として活躍した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by