金梨子地(読み)キンナシジ

デジタル大辞泉 「金梨子地」の意味・読み・例文・類語

きん‐なしじ〔‐なしヂ〕【金梨子地】

蒔絵まきえで、金粉を蒔いた梨子地
表面を梨子地に仕上げた金製品。

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精選版 日本国語大辞典 「金梨子地」の意味・読み・例文・類語

きん‐なしじ‥なしヂ【金梨子地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 梨子地の一つ。金粉をほどこした梨子地。
    1. [初出の実例]「御硯箱 堅八寸二分横六寸、但内きせ、ふた地は金なし地」(出典:室町殿日記(1602頃)八)
  3. 表面を梨子地にみがき出した金製品。

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