金法師(読み)かなぼうし

精選版 日本国語大辞典 「金法師」の意味・読み・例文・類語

かな‐ぼうし‥ボフシ【金法師・仮名法師】

  1. 〘 名詞 〙 子どもを呼ぶ時に用いる語。特に、自分の子どもを他人の前で呼ぶ時に用いる。かなんぼうし。
    1. [初出の実例]「夜前みが所へかなほうしがきてゆふたぞ」(出典:虎明本狂言・富士松(室町末‐近世初))

金法師の補助注記

語源について「かな」は「かなし(可愛)」の語幹とする説、「かなひばし(金火箸)」のようにやせ細っている意だとする説などがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 出典 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む