金花茶(読み)キンカチャ

世界大百科事典(旧版)内の金花茶の言及

【ツバキ(椿)】より

…ツバキ類の近年の品種改良の方向としては,(1)中国産トウツバキを片親とした,より豊満な巨大輪化,(2)サルウィンツバキの血を導入した藤桃色系の幻想的な大輪花作り,(3)極小輪の原種で中国産のシラハトツバキや沖縄産のヒメサザンカなどの長所を取り入れた,多花性で芳香のあるミニツバキ作りなどに成果がみられる。特筆すべきは,1979‐80年に中国から黄色の原種ツバキの金花茶(きんかちや)C.chrysantha (Hu) Tuyamaが日本に導入されたことで,本種を他の園芸種と交配し,より観賞価値の高い黄色ツバキを作出しようという試みが始まったことである。
[ツバキの栽培]
 鉢植え,露地植えともに容易で,とくに近年は庭の少ない住宅事情もあって,鉢づくりが盛んになってきた。…

※「金花茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む