金魚売(読み)きんぎょうり

精選版 日本国語大辞典 「金魚売」の意味・読み・例文・類語

きんぎょ‐うり【金魚売】

  1. 〘 名詞 〙 金魚を売って歩くこと。また、その人。《 季語・夏 》
    1. 金魚売り〈守貞漫稿〉
      金魚売り〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「金魚うり是か是かとおっかける」(出典:雑俳・柳多留‐九(1774))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の金魚売の言及

【キンギョ(金魚∥錦魚)】より

…なお,中国の金魚は16世紀に日本に将来されたほか,17世紀もしくは18世紀にフランスをはじめヨーロッパ,アメリカにももたらされ,観賞魚としてもてはやされ今日に及んでいる。【挟間 武】
[金魚売]
 金魚を売り歩く行商人。5月ころから8月ころまでの期間に,小住宅,小商店の多い町を〈金魚やあ金魚――〉と語尾を少し長くした感じの呼声で流して歩く。…

※「金魚売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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