精選版 日本国語大辞典 「釜底」の意味・読み・例文・類語
かま‐ぞこ【釜底】
- 〘 名詞 〙 ( 「かまそこ」とも )
- ① 釜の底の部分。
- [初出の実例]「一度地獄のかま底にだんぶと沈て其後は、手をすり足をするとても、誰か有て是を助まし」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
- ② 釜の底の飯。かまぞこめし。
- [初出の実例]「お父ちゃんなんか、いくらでも御飯が食べられる時代でも、釜底がうまい、釜底がうまいというたはった」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉一)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...