だんぶ(読み)ダンブ

デジタル大辞泉 「だんぶ」の意味・読み・例文・類語

だんぶ

[副]勢いよく水に落ちる音を表す語。ざんぶ。
小川へ―とはね落とされ」〈浄・油地獄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「だんぶ」の意味・読み・例文・類語

だんぶ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 水中に勢いよく落ちこむさまを表わす語。ざんぶ。
源平盛衰記(14C前)三五長瀬塩谷東西より河中に歩ませ寄り、馬と馬とを打並べて、組んでだんぶと落ちにけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android