釜石石(読み)かまいしせき

最新 地学事典 「釜石石」の解説

かまいしせき
釜石石

kamaishilite

化学組成Ca2Al2SiO6(OH)2の鉱物。正方晶系,空間群未定だが体心格子,格子定数a0.8850nm, c0.8770,単位格子中4分子含む。微細な粒状結晶の塊状集合。無色,透明,ガラス光沢。劈開なし,硬度未決定,比重2.83。薄片では無色,等方性に近く屈折率n1.629。備中石(立方)と二形。岩手県釜石市釜石鉱山のベスブ石スカルンから加水ざくろ石類・方解石・磁鉄鉱・ペロブスカイトなどと産し,ベスブ石の分解生成物と考えられている。名称は原産地に由来。内田悦生ほか(1981)命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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