針のみみず(読み)はりのみみず

精選版 日本国語大辞典 「針のみみず」の意味・読み・例文・類語

はり【針】 の みみず

  1. 針の穴。針のめど。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. せまい穴や細いもののたとえ。
    1. [初出の実例]「傾城の気は針のみみず程せまいやら」(出典:浄瑠璃・出世握虎稚物語(1725)一)
  3. 小耳にはさむたとえ。ちらりと聞くこと。
    1. [初出の実例]「世上の噂、ほんにほんに針のみみずで聞くばかり」(出典:浄瑠璃・御所桜堀川夜討(1737)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む