精選版 日本国語大辞典 「針のみみず」の意味・読み・例文・類語 はり【針】 の みみず ① 針の穴。針のめど。〔日葡辞書(1603‐04)〕② せまい穴や細いもののたとえ。[初出の実例]「傾城の気は針のみみず程せまいやら」(出典:浄瑠璃・出世握虎稚物語(1725)一)③ 小耳にはさむたとえ。ちらりと聞くこと。[初出の実例]「世上の噂、ほんにほんに針のみみずで聞くばかり」(出典:浄瑠璃・御所桜堀川夜討(1737)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例