針を立つる土地無し(読み)はりをたつるとちなし

精選版 日本国語大辞典 「針を立つる土地無し」の意味・読み・例文・類語

はり【針】 を 立(た)つる土地(とち)(な)

  1. 針を立てるほどの、ごくわずかな土地もない。ぜんぜん余地がないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「或振威猛、云国衙、云庄園、無針之土地(ハリヲタツルノトチナシ)、虜掠之、無片粒之官物」(出典源平盛衰記(14C前)三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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