釣月寺(読み)ちようげつじ

日本歴史地名大系 「釣月寺」の解説

釣月寺
ちようげつじ

[現在地名]鳳来町副川 大双瀬

海老えび川左岸、棚山たなやま高原の裾に深く食込んだ谷に南面して立つ。標高約二〇〇メートル。臨済宗方広寺派、双瀬山と号す。本尊釈迦如来。応永六年(一三九九)六月一九日の三善朝臣の寄進状(釣月寺蔵)に「参河国塚嶋郷釣月菴」とあり、大豆一石、料足一結(銭百文)を寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 裏書

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android