釣込む(読み)ツリコム

デジタル大辞泉 「釣込む」の意味・読み・例文・類語

つり‐こ・む【釣(り)込む】

[動マ五(四)]気を引いて誘い入れる。興味を起こさせて引き込む。「話に―・まれて時のたつのを忘れた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「釣込む」の意味・読み・例文・類語

つり‐こ・む【釣込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. うまいことを言ってひきいれる。さそいいれる。ひきこむ。
    1. [初出の実例]「亭主内義が才覚にて扨もうつくしきをあまたつりこみ」(出典:浮世草子・色里三所世帯(1688)下)
  3. 興味を起こさせて我を忘れさせる。
    1. [初出の実例]「唯暇を惜しがる勘次が何処へでも鍬や鎌を棄てて釣込まれるので」(出典:土(1910)〈長塚節〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む